タイムカードを読み取って集計を確定した後、従業員ごとの残業時間を確認する方法を説明します。月次レポートでの一覧確認と、従業員個別ビューでの詳細確認、給与計算ソフトへの引き渡しまでをまとめました。

残業時間はどこに出るのか

  • 月次レポート: 全従業員の残業時間を一覧で出力
  • 従業員個別画面: 特定の従業員の日別・週別の内訳を確認
  • CSV/Excel出力: 給与計算ソフトへの引き渡し用

集計を確定した後に、これらの画面から残業時間が自動で計算されて表示されます。

月次レポートで一覧確認

  1. レポートメニューを開きます
  2. 対象の月を選択します
  3. 一覧に従業員ごとの残業時間が表示されます
項目内容
従業員名
実働時間打刻から計算した総勤務時間
残業時間1日の所定労働時間を超えた部分

表示される数値は就業規則の「1日の所定労働時間」に基づいて計算されます。設定が異なると数値も変わるため、事前に確認してください。

従業員個別に詳細を確認

  1. 勤怠管理画面から対象の従業員を選びます
  2. 対象月の勤怠詳細が表示されます
  3. 日別・週別の実働時間と残業が見られます

個別画面では、特定の日の残業がなぜ発生したのか(遅刻、有給取得などの影響)を詳しく確認できます。集計値が見込みと異なる場合は、ここで原因を探ります。

CSV・Excelで出力して給与計算へ渡す

  1. レポート画面から対象月を選びます
  2. CSV出力またはExcel出力ボタンを押します
  3. ファイルがダウンロードされます

出力されたファイルは、給与計算ソフトや社労士・給与計算代行に直接渡すことができます。詳しくは勤怠データを給与ソフトに取り込む方法をご覧ください。

数値が見込みと違う場合の確認

残業が多く計算されている

有給取得や遅刻がある場合、実働時間の計算に反映されています。従業員個別画面で日別の内訳を確認してください。

残業がゼロと計算されている

打刻データが不足している、または集計が確定されていない可能性があります。アップロード履歴と集計状態を確認してください。

設定している労働時間との乖離

就業規則の「1日の所定労働時間」がシステムの設定と一致しているか確認してください。設定が誤っていると計算結果も誤ります。

よくある質問

週40時間を超えた場合、アラート表示されますか?

いいえ。現在のシステムでは、残業時間の数値を出力するところまでです。週40時間超の判定やアラート表示は行われません。法令対応は社内の運用で対応してください。

36協定の上限に達した従業員の確認はできますか?

できません。36協定との照合は、現在のシステムでは行われていません。出力した残業時間の数値を参考に、人事担当者が確認する運用になります。

このページのまとめ
  • 残業時間は集計確定後に自動計算される
  • 月次レポートで全従業員の一覧確認が可能
  • 従業員個別画面で日別・週別の詳細が確認できる
  • CSV出力で給与ソフトへの引き渡しができる

残業時間の確認が習慣化すると、給与計算漏れの防止と法令対応が効率化します。