定型の就業規則ドキュメントをPDF形式でアップロードすると、AIが自動で始業終業時刻などの主要項目を読み取ります。ここでは、ファイル準備から読み込み、確認・修正、最終保存までの手順をまとめました。

事前に用意するもの

  • 就業規則または勤務条件表をまとめたPDFドキュメント
  • 始業終業時刻が明記されている
  • 所定労働時間が示されている
  • 必要に応じて部門別・雇用形態別の条件が記載されている
補足 複数のドキュメント(本規則と、変更告示書など)がある場合は、最新の内容を1つのPDFに統合してからアップロードしてください。
注意 1つのPDFには1つの就業規則のみを含めてください。複数の企業の規則が混在していると読み取り精度が低下します。

PDFファイルをアップロードする

  1. 管理画面の「設定」から「就業規則」を開きます
  2. 「PDFからインポート」ボタンを押します
  3. 「ファイルを選択」でPDFを選びます
  4. アップロードボタンを押します

ファイル送信後、システムがAIで自動読み込みを開始します。

補足 一般的なPDF(スキャン画像やテキストPDF)に対応しています。ファイルサイズは10MB以下を推奨します。
注意 アップロード中は画面を離れないでください。読み込みには最大2~3分かかる場合があります。

読み取り結果を確認する

AIが読み取った項目は、「確認が必要な項目」として一覧で表示されます。以下の内容を確認してください。

  1. 始業時刻、終業時刻が正確に読み取られているか確認
  2. 所定労働時間(日・週)が正しいか確認
  3. 休憩時間の合計が正しいか確認
  4. 複数部門がある場合、各部門の条件が分かれているか確認
項目読み取り例確認ポイント
始業時刻09:30(09:30であるか、9:30と記されているか)
終業時刻18:00本来は17:30だった場合は修正
所定労働時間8時間計算が合っているか確認
休憩1時間分割配置の場合は合計時間
補足 AIが推定値を出すため、100%完璧ではありません。元のPDFと読み取り結果を必ず比較してください。

誤りを修正する

読み取り結果に誤りがあれば、直接修正できます。

  1. 該当項目の隣にある「編集」ボタンを押します
  2. 正しい値を入力します
  3. 「確認」ボタンを押して反映させます
  • スキャン品質が悪い場合:数字が誤読されやすい(1とlの混同など)
  • 手書き部分がある場合:その部分は読み取られず、未入力のまま残る
  • 表形式の条件:複数部門の場合、読み取り順序が入れ違うことがある
補足 修正は何度でもできます。全て正しい値になるまで確認と修正を繰り返してください。
注意 修正後に「次へ」を押さない限り、情報は保存されません。

複数部門・複数形態の場合

PDFに複数の部門や雇用形態別条件が含まれていた場合、AIがそれを別々に抽出します。

複数部門がある場合

本社、支店、工場などで勤務時間が異なれば、それぞれが別の項目として表示されます。各部門の条件を確認して、部門名と勤務条件が正しく対応しているか確認してください。

雇用形態別の条件がある場合

正社員とパート、派遣などで条件が異なる場合は、後の「雇用形態別オーバーライド」機能で個別に設定できます。まずベースとなる就業規則を確定させてください。

補足 複数条件が混在している場合は、PDFを部門ごと・形態ごとに分割してからアップロードし直す方法もあります。

確定して保存する

  1. 全項目の確認と修正が完了したら「内容確認」ボタンを押します
  2. プレビューで最終確認します
  3. 誤りがなければ「保存」ボタンを押します
  4. 反映日を指定します(例:「2026年8月1日から適用」)

保存後は、指定した日付以降にアップロードされたタイムカードから新しい設定で集計されます。

注意 保存後は、PDFから読み込んだ値が就業規則として確定します。後から変更する場合は、通常の編集画面から手動で修正してください。
補足 読み込み前の元のPDFファイルは保存されません。修正が必要な場合に備えて、会社のドキュメント保存システムに元ファイルを保管しておくことを推奨します。

よくある質問

スキャン品質が悪い場合、読み取り精度は落ちますか?

はい。ノイズやぼやけたスキャンでは読み取り精度が低下します。可能であれば、解像度200dpi以上でスキャンし直してください。

複数部門の条件が混在している場合、1つのPDFでいいですか?

混在していても読み込めますが、精度を高めるために部門ごとにファイルを分割することをお勧めします。

読み込み後に就業規則を変更する場合はどうするか?

管理画面の通常の編集画面から手動で修正できます。PDFから再度読み込むこともできます。

このページのまとめ
  • 就業規則をPDFでアップロードすると基本情報を自動読取
  • 読取結果は確認と修正が必須(100%完璧ではない)
  • 複数部門・複数形態がある場合も読み込める
  • 確定前に必ず元のドキュメントと比較確認する

既存の就業規則ドキュメントがあれば、PDF読み込みで設定作業の大部分を自動化できます。