通常は全社共通の締め日ですが、派遣社員の派遣先ごと、複数拠点の営業所ごと、プロジェクトごとなど、細かな単位で締め日が異なることがあります。ここでは、複数の締め日パターンを登録し、従業員に割り当てる方法をまとめました。
締め日が異なるケース
- 派遣社員:派遣先企業の締め日に合わせる必要がある
- 複数拠点:東京事業所は月末、大阪事業所は15日、など
- プロジェクト型:案件ごとに締め日が指定される
- 業務委託:委託元の締め日に合わせる
各パターンを「派遣先プリセット」として事前に登録しておくことで、従業員一覧から一括割当できます。
補足
システムの計算では全従業員の給与を同じ基準で集計するのではなく、各従業員の締め日に沿ったデータを給与ソフトに引き継ぎます。
派遣先プリセットを作成する
- 管理画面の「設定」から「締め日管理」を開きます
- 「新規プリセット」ボタンを押します
- プリセット名を入力(例:「A社派遣先」)
- 対応する締め日を指定(例:「毎月20日」)
- 保存します
| プリセット例 | 締め日 | 対象 | 説明 |
|---|---|---|---|
| A社派遣先 | 20日 | 派遣社員5名 | A社の給与締め日に合わせる |
| 大阪営業所 | 15日 | 営業所5名 | 大阪の月間レポート提出日 |
| B案件チーム | 30日 | 契約社員3名 | プロジェクト単位の区切り |
補足
プリセット名は後から参照しやすい名前(「派遣先名」「営業所名」など)にしてください。
従業員にプリセットを割り当てる
- 従業員一覧を開きます
- フィルタで対象の従業員をグループ化します(例:「派遣社員」のみ表示)
- 一括割当の機能を使い、プリセットを選択します
- 該当する従業員をチェックボックスで選択します
- 「割り当て」ボタンを押します
選択した従業員に、指定したプリセット(締め日)が適用されます。
- 1人ずつの割当:個別の従業員を開いて「プリセット」欄から選択
- 複数人の一括割当:従業員一覧で複数選択して一括操作
補足
割当後は、その従業員の月間勤怠集計がプリセットの締め日に沿って区切られます。
締め日の変更と制限
一度割り当てたプリセット(締め日)は、一定の条件下でのみ変更できます。
| 条件 | 変更可 | 理由 |
|---|---|---|
| 確定済みでない月 | ✓ | まだ給与計算が済んでいないため |
| 確定済みの月(データあり) | ✗ | 給与計算済みのため遡及はできない |
| 確定済みの月(データなし) | ✓ | その月に勤務実績がないため |
注意
給与が支払われた月の締め日を遡って変更することはできません。翌月以降の反映となります。
- 変更したい従業員を開きます
- 現在のプリセットを確認します
- 「プリセット変更」ボタンを押します
- 新しいプリセットを選択します
- 反映日を指定します
補足
反映日は、新しい締め日が初めて適用される月の初日を選んでください。
複数の拠点・派遣先がある場合
複数の派遣先や営業所がある場合、各パターンのプリセットを事前に登録しておくと、後の一括割当が効率的になります。
プリセット一覧から状況を把握する
「締め日管理」画面のプリセット一覧で、現在登録されているパターンと、各パターンに割り当てられている従業員数が表示されます。
変更や削除の注意
プリセットを削除した場合、それに割り当てられている従業員はデフォルトの締め日に戻ります。削除前に確認してください。
補足
プリセット名を「派遣先コード」などで管理すると、システムとの対応が容易になります。
給与計算ソフトへの引き継ぎ
各従業員の勤怠データは、割り当てたプリセットの締め日に沿った形で給与ソフトに引き継がれます。
- 従業員ごとの締め日区分でデータが分割される
- 各区分が給与ソフト側でインポート可能な形式で出力される
- 給与ソフト側で、それぞれの締め日に対応する給与計算が実行される
注意
給与ソフトへのインポート前に、締め日の設定が正しく反映されているか、プリセット一覧で確認してください。
補足
システムは締め日に沿ってデータを区切るだけで、金額の計算は給与ソフト側で行われます。
よくある質問
派遣先が途中で変わった場合、プリセットを変更できますか?
できます。ただし給与計算済みの月のプリセットは変更できません。翌月以降の反映となります。
同じ従業員が複数の派遣先に配置される場合はどうするか?
現在の仕様では1従業員1プリセットです。複数派遣先の場合は給与ソフト側で対応するか、別途お問い合わせください。
月途中で派遣先が変わった場合、その月の勤怠集計はどうなりますか?
派遣先の締め日に沿って集計されます。変更日を正確に記録しておくと、給与ソフトでの按分計算がスムーズになります。
このページのまとめ
- 複数の締め日パターンを「派遣先プリセット」として登録
- 従業員一覧から複数人に一括割当できる
- 給与計算済みの月は締め日を遡及変更できない
- 各従業員の締め日がデータ出力に反映される
締め日設定が正確だと、給与計算データの引き継ぎが円滑になります。