労働基準法の36協定では、月間の時間外労働の上限などが定められています。パシャ勤怠では、この上限に接近している従業員を数値で確認できます。ただし自動アラート機能はないため、定期的に画面を開いて確認する必要があります。

36協定とは

36協定(さぶろくきょうてい)は、「時間外労働・休日労働に関する協定」の通称です。この協定により、月間の時間外労働の上限や年間の上限が定められています。

  • 月間時間外労働の上限:通常45時間(例外あり)
  • 年間時間外労働の上限:通常360時間
  • 例外期間(繁忙期):上限が異なることもある

これらの上限は、業界や職種、協定内容によって異なります。貴社の就業規則で定められた上限をご確認ください。

時間外労働の多い従業員を確認する

36協定専用のチェック画面はありません。時間外労働の状況は、レポートの出力と、毎日の自動検査の通知で確認します。

  1. サイドバーの「レポート」を開き、対象の年月を選びます
  2. Excel または CSV で出力します
  3. 時間外労働の列を確認します。「60h超」の列に月60時間を超えた分、「うち週40h超」の列に週40時間を超えた分が別枠で出ます
  4. 月45時間(36協定の一般的な上限)に近い人がいないか確認し、必要なら本人へ注意喚起します
自動検査 毎日03:00に自動検査が走り、休憩不足・1日13時間超・連続勤務・月間の残業などを労働基準法と36協定の基準に照らして確認し、該当があれば通知します。36協定の起算月と特別条項の有無は「就業規則」で設定します。
注意 上限に近い従業員を並べて表示する専用の一覧はありません。上限管理の最終確認は、出力した集計を給与ソフトや労務管理側と突き合わせて行ってください。

データの見方

項目意味
当月時間外労働この月の時間外勤務の合計時間
前月比前月からの増減。増えている場合は注意
年間累計1月からの時間外労働の累計。年間上限に対する進捗

このデータの使い方

パシャ勤怠では、数値を出すところまでです。上限超過時の自動アラートや業務調整の判断は、管理者が行う必要があります。

  • 月1回など定期的に確認するタイミングを決める
  • 上限に接近している従業員に個別に面談する
  • 残業をさせない日を決める、または業務調整を検討する
注意 週40時間超の判定や、自動的なアラート機能はありません。数値を出した後の対応は人事管理・労務管理の判断で行ってください。

よくある質問

自動的にアラートを送ることはできますか?

現在のところ、自動アラート機能はありません。定期的に管理画面を開いて確認する運用になります。

業界別に上限が違う場合はどう設定しますか?

36協定の上限は、協定の内容に基づいて就業規則に反映されます。詳細は社労士や労務管理の専門家にご相談ください。

去年のデータも確認できますか?

はい。過去年度を指定して、当時の時間外労働の累計を確認できます。

このページのまとめ
  • 36協定は時間外労働の上限を定める協定
  • 上限に近い従業員をリストで確認できる
  • 自動アラートはない。定期的に画面を開いて確認
  • 超過時の対応は人事・労務管理の判断

36協定の内容や上限が不明な場合は、社労士やお問い合わせまでご相談ください。