タイムカードのOCR読み取りにエラーが出るのは、撮影の仕方やカード自体の状態が影響しています。多くのエラーは撮影条件を整えるだけで防げます。そして読み取りに迷った箇所は「要確認」として表示され、人が最終判断する設計なら、エラーが実害になることはありません。この記事では原因別の対策を解説します。
OCRエラーの3つの分類
読み取りエラーは大きく3つに分かれます。撮影のしかた、カード自体の状態、そしてカードの様式による場合です。撮影起因のエラーはその場で対策でき、カードやフォーマットの問題は事前確認で対応できます。
撮影起因のエラーと対策
影・反射・逆光
蛍光灯の映り込みや窓からの逆光は、印字が薄く見えるのと同じように認識を妨げます。カード全体に影がかからない位置で撮影してください。スマートフォンのライトを使う場合は、カードの真上ではなく斜めから当てると反射が減ります。
端が切れる
複数枚のカードを並べて撮影すると、端のカードが写真の枠外に切れやすくなります。OCRは欠けたデータから全体を推測しようとするため、誤読につながります。1枚ずつ、カード全体が収まるように撮影してください。
ピンぼけ
スマートフォンのカメラが印字にピントを合わせていない場合、数字が曖昧に見えます。撮影する前にカード上の時刻欄をタップしてピントを固定し、その後シャッターを切ってください。
複数枚同時撮影は非対応
1枚の写真に複数のカードが映っている場合、OCRは複数の欄をまとめて解釈しようとして混乱します。1枚のカードを1枚の写真で撮影する設計になっているため、必ず1枚ずつ撮影してください。
カードの状態起因のエラー
印字のかすれ・薄いインク
カードの印字そのものが薄い場合は、撮影の工夫では補えません。「要確認」として表示され、担当者が確認画面で元画像を見ながら数字を修正します。この場合、人の目による確認が品質を保ちます。
二重打刻・訂正
二重線を引いての訂正や、欄外への書き直しはそのまま撮影して構いません。確認画面では元画像が並んで表示されるため、担当者が「訂正後の値」「訂正前の値」のどちらを採用するか判断できます。パシャ勤怠は訂正後の値を優先する設計です。
濡れ・折り目
水に濡れたあとや折り目がついたカードは、印字のコントラストが下がります。撮影時に影や反射を避けるよう特に注意し、見えにくい部分は「要確認」として人が確認する流れになります。
様式起因のエラー
タイムカードの欄の構成や配置が特殊な場合は、あらかじめシステムに学習させる必要があります。無料トライアルを申し込んでいただき、お手元の実物カードを試してみるのが確実です。その過程で様式の工夫が必要な場合は、当社がアドバイスします。
エラーが出たときの直し方
読み取りに迷った箇所は「要確認」の欄として表示されます。確認画面には元のカード画像が並べて表示され、1クリックで正しい値に修正できます。修正点をドリルダウンして絞り込めるため、100枚のカードから誤りを探すような手間は発生しません。
まとめ
- 撮影起因のエラー(影・反射・端切れ・ピンぼけ)は撮影のコツで防げる
- 1枚ずつ、真上から、影と反射を避けて撮影する
- カード状態起因のエラー(かすれ・訂正・濡れ)は「要確認」として人が確認する
- 特殊なフォーマットは無料トライアルで事前確認
パシャ勤怠は、読み取りエラーを最小限に抑えながら、迷った箇所は必ず人が確認する仕組みになっています。お問い合わせいただければ、1ヶ月の無料お試しでお手元のカードでの精度をご確認いただけます。